月別アーカイブ: 2017年11月

市長選、改めて、応援ありがとうございました。

10/22 の新宮市長選挙投票日から、ちょうど1ヶ月が経ちました。
まだ選挙後にお会いすることができておらず、大変失礼をしてしまっている方、申し訳ありません。

「次は頑張れ!これからも応援する!」

こういった声をたくさんかけていただき、並河は元気にやっております。

 

まず、応援してくださったみなさんに、感謝を伝えたいと思います。

市長選に出ることを考え、4月に出馬表明を行い、後援会としての活動を進め、事務所を開き、選挙に突入し、雨の中1週間走り切り、投開票日まで、振り返るとあっという間でした。

 

大切な1票を投じてくださったみなさん、
雨の選挙を一緒に戦ってくださったみなさん、
陰ながら様々な形で支援してくださったみなさん、
後援会事務所を支えてくださったみなさん、
遠くから励ましてくださったみなさん、
まだ後援会の形のないときから手伝ってくださったみなさん、
本当にありがとうございました。

 

すでにご存知の通り、選挙結果は なみかわ 7,562票 田岡氏 9,285票 1723票差で、敗れました。
多大な応援をいただいたにも関わらず、みなさんのご期待に応えられず、申し訳ありませんでした。
分析が足りていないところもまだありますが、やはり一番の敗因は、自分自身の努力不足ということだと思っています。

 

しかし、今回チャレンジしてみたことは、まったく後悔していません。
何が足りなかったのか、確認することもできましたし、確かな手応えを得ることもできました。
これからも応援する!と言ってくださる方が信じられないくらい増えました。

現状のままで良いとは思っていません、変えるのは今!からです。
再出発をし、自分自身の足りなかった部分を磨く。
市長として取り組みたいことを、応援してくださるみなさんと一緒に伝えていく。
そうすれば、今回は違う判断をされた方にも、思いを届けることができると感じています。
4年後を目指して、一歩ずつ頑張っていきます。

市長でも議員でもなくなったからといって、何もできない訳ではありません。
議員の経験を生かして、新宮の一市民として、行政や議会のチェックや提案も行っていきます。
また、選挙の際に掲げさせていただいた政策についても、民間でも実行できる方法を模索し、できることは少しずつでも前に進めていきます。
みなさんと、一緒に進めていくことができればと思います。

 

ありがとうございました。
そして、これからもどうかよろしくお願い致します。

 

(※お知らせができておりませんでしたが、国道42号線沿いに構えていた事務所は一旦閉じさせていただきました。また、新たな事務所が定まればご報告をさせていただきます。)

 

追記:選挙後によく、「議員でなくなって、報酬もなくなって、生活はどうするの?」というご質問をいただきます。
これについては、自分が政策でも掲げさせていただいたとおり、「新宮でナリワイをつくって生きていく(小さくても事業を起こして稼ぐ)」ということを自ら実践していきます。すでに、一つ実践しておりますが、今後またナリワイの種を増やしていきたいと考えています。

台風21号水害、検証も必要。

新宮市において、住居の床上浸水が600軒ちかく、店舗も含めると1400軒以上の被害があった台風21号の水害。

今日も、午前中だけ災害ボランティアに参加させていただきました。タンスなど大きな家具の移動と、畳を入れる前の床の消毒でした。もうかなりニーズはなくなってきており、復旧は進んでいるのではないかと思います。

幸い、人命が失われるということはありませんでしたが、本当に多くの方が被害をうけられました。近年では6年前の紀伊半島大水害につぐ浸水被害となった今回。6年前の教訓は生かされていたのか、行政の対応なども含め、しっかりと振り返ることが重要です。

市の対応としては、大きな浸水被害のあった市田川周辺において、避難指示を出すのが遅れた(出すタイミングが避難判断水位も、はん濫危険水位も超えて、さらにその後だったため、すでに道が川になって逃げることが難しい人も多くいた)、また、避難準備情報も避難勧告も出すことができていなかったのはなぜなのか、を検証しなければならないでしょう。

また、先日11/13に開かれた議員説明会では国および県がそれぞれ管理している市田川・浮島川の排水ポンプの一部が正常に機能していなかったことが分かったということです。
こちらも、報道陣に対しても非公開で行われた議員説明会だけでなく、
国・県・市は 早い段階で事実の発表を行っていただきたいと思います。

 

北村議員が、議員説明会の資料を公開してくれています。

この資料と、当日の説明内容によると、
・国が管理している市田川排水機場のポンプ4基のうち、最大出力の3号ポンプが正常に作動しなかったこと(国の資料② 2ページ)

・県が管理している浮島川排水機場のポンプ2基のうち、1基が正常に作動しなかったこと(資料なし、口頭のみの説明)

この2点が分かったということです。排水能力に比べて、雨量が非常に多かったということもあるでしょう。ポンプがしっかりと作動していても、浸水は免れなかったかもしれません。それでも、動いてほしいときにポンプが動作しなかったというのは問題です。

 

今後の国・県・市の検証と、対応を注視したいと思います。