月別アーカイブ: 2014年6月

最初はムギ?

5/18に田植え、

6/8に小麦刈りに参加してきました。
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熊野川町の西敷屋にあるNPO共育学舎で毎年いろんな若者が参加して行われていて、
ぼくも毎年行かせていただいています。
5月の田植えは、例年はゴールデンウイーク中に開催され、全国から何十人もの大学生や20・30代の社会人が集まってワイワイ田植えをする、のではなくて、真剣に田植えをして、後でワイワイします。
昨年は50人以上が来ていました。 
今年は、GW中ではなかったので人数は少なかったのですが、誘ったところ地元の高校生も参加してくれたりして嬉しかったです。
(早朝からの田植えの後、部活に行った彼には、脱帽です。)
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そして6月に入ってからすぐは、小麦を刈ってきました。
昨年の11月に蒔いたもので、新宮や本宮など近隣在住のご家族や個人、関東など遠方在住の方が、「マイ農園」ならぬ「マイ畝(うね)」として、一家族or個人につき、1畝か2畝育てていたものです。
ぼくも一畝だけなのですが蒔いて、麦踏みと草取りをちょっとだけしてました。 
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ほんの数kgですが、無事小麦が収穫できました!
さて、どうして食べよう。
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今は、田植えや種まきや収穫をするくらいしかできていないのですが、実は、田んぼも小麦も、1反
≒1000m2 くらいの面積を2回ずつほど育ててみたことがあります。
やってみて思ったことは、田んぼ(5月〜8月)と小麦(11月〜5月)を両方やるというのは「強い」ということです。
農業は、自然を相手にしてやるので、台風だったり、水不足だったり、獣害(シカやサルやイノシシなどの動物に食べられること)だったりで思うように穫れないことがあります。
でも2つの季節に渡ってやることで、どちらかが不作でも、どちらかが穫れるかもしれないのです。
これはいわゆる、「リスクの分散」になっているような気がします。
また、たった2回やってみただけの感覚ではありますが、栽培だけみると小麦の方が易しいなと思いました。
理由はいくつかあります。
ひとつは、小麦は田んぼと違って水をはらないので、水路の整備や毎日の水管理が不要なこと。
ふたつめは、水の管理をしなくていいということは、他の畑の人と合わせる必要がないこと。
(田んぼは、他人の田んぼと水路で繋がっている)
みっつめは、冬の期間がしばらくあるので、雑草があまり生えず草とりをするのが楽なこと。
ただ収穫した後は、お米は炊いたらすぐ食べられますが、小麦は、粉にしていても、
それを団子にしたり、うどんにしたり、パンにしたいり、お好み焼きにしたり、とひと手間かかるのかな、と思います。
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新宮市では、熊野川町や高田、佐野・木ノ川といった多くの地域で農業が営まれてきています。
しかし今は、高齢化や獣害の深刻化などで、年々耕作放棄地が増えています。
田んぼや畑がなくなって行くというのは、どういうことなんでしょうか。
それは、せっかく近くに育てられる環境があるのに、遠くで誰かが栽培したものを、買ってくるということです。
心をこめて作られたものなら良いですが、たくさん安くつくって儲けよう!としたものだったら農薬や化学肥料が多く使用されているかもしれません。
遠くから運んでくるには、それだけエネルギーがかかります。新鮮ではないかもしれません。
小さな小さな場所からでも、良いと思います。
ちょっと試しに、やってみませんか?
まずは、小麦から^^?!

未来を見すえて、今を考えてほしい。

市役所、学校、市営住宅、体育館、ゴミ処理施設、道路や水道管・・・
自治体は、たくさんの建物や設備を持っています。
新宮市が所有しているすべての建物や道路を、
建て直したり、取り壊したり、修繕したり、維持管理したりするのに、
これから、どれくらいのお金がかかるんでしょう?
市のサイフに大きく影響することなので、きっと調べているのだろう。
ぼくもどちらかというとそう思っていました。
ところが、新宮市はまだ調べていないことが分かりました。
新宮市が特別ではなく、実はこれまで、多くの自治体で調べていなかったようです。
そこへ、「公共施設等の総合管理計画をつくってください」
総務省の方からそんな要請がでました。http://www.soumu.go.jp/main_content/000286228.pdf
市の持っている建物や道路にどのくらいお金がかかるかちゃんと計算して、かかるお金ができるだけ少なくて済むように考えて、計画をつくってください。最低でも30年先までの人口変化も見てくださいね、というものです。
すでにこの計画を作った愛媛県新居浜市の資料を見てみると、
建物を長寿命化させ、人口変化も加味して更新費用を出すと、30年間で費用を半分以下にすることができる、という計画となっています。http://www.city.niihama.lg.jp/uploaded/life/20249_54423_misc.pdf
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新宮市では、市役所の庁舎(31億円)や、文化複合施設(40億円?50億円?60億円?)というお金がかかる建物を今まさに建てようとしています。
現時点もそうですが、将来の財政負担は大丈夫なのでしょうか?!
庁舎や文化複合施設などの大規模な建設事業を行う前に、早急に、総合管理計画をつくるべきです。
今6月議会でも、一般質問でこのことを質問しましたが、良い返答はもらえませんでした・・・
しかし、この計画をつくってみてから大規模施設の建設を考えるのと、
計画を見ずに考えるのとでは、将来世代の負担が大きく変わる可能性があります。
将来をしっかり見極めるために、公共施設の総合管理計画をつくることを、求めていきたいと思います。

6/10、6月定例議会スタート

6/10(火) 10時から、本会議が始まります。

今回は議案がすくないですが、源泉所得の一部徴収漏れについての補正予算があります。

詳細: http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=274225

一般質問(※)は、17,18,19,(20)日の予定です。

※各議員さんが、市長をはじめとする行政に、質問や提案をなげかける時間 

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議会の日程は→ http://www.city.shingu.lg.jp/div/gikai-1/pdf/nittei/2606.pdf (写真と同じです)


初日の10日、26日の最終日、17〜19日の一般質問については市役所4階から見学できます。委員会審査については、3階議会事務局で申し出ていただき、委員会の許可がでれば見学できます(通常は許可がでます)


お時間ありましたらぜひお越しください!