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【映画で避難を”楽しみ”にする?】

台風が来るこの季節、自治体が避難を促す「避難勧告」等を出しても、地域や時間帯によっては避難する方が少ない場合があります。

避難は基本的に「危険を喚起する」ことによって促しているのですが、
この方法だと限界もあるのではと思うときがあります。

では、他にどんな方法があるか?

よく避難される方や、避難者の割合が多い地区では、避難所に集まってきた地域の人同士でお話をしたりして、「避難することの中に楽しみを見出している」ケースがあるように思います。

こういった状況を参考にすると、「避難を楽しみなものにする」というのは1つの方法な気がしています。
小さな集落では、避難した人同士が顔見知りなので、おしゃべりが安らぎだったり楽しみになる。
では、市街地など大きなエリアでの避難は、と考えると見ず知らずの人同士ではなかなかおしゃべりは楽しめない。
では・・・
例えば、映画上映などはどうでしょうか。

台風が来た時、避難所に行けば、ゆっくり映画が見られる
そう思えば、結構「避難したい」かなと思うのですがいかがでしょうか。

こういった方法はまずい!といったアドバイスや、
実際に避難を「楽しみ」によって誘導している事例などあれば教えていただけると嬉しいです!

【新宮市防災無線の放送内容を、メールで受け取るには】

1,bousai.shingu-t@ktaiwork.jp を宛名に入力し、空メールを送信してください。

※ 迷惑メール防止機能のドメイン指定受信などを設定している場合は、「空メール」を送信する前に、次のドメインからのメールを受信できるように設定してください。
@ktaiwork.jp
また、アドレス指定を設定している場合は、設定を解除してください。
2,空メール送信後に「登録完了メール」を受信できれば、登録は完了です。
登録完了メールを受信できない場合は、ドメイン指定受信の設定、および登録用アドレスの入力に間違いがないかを確認し、再度空メールを送信してください。

防災無線の内容が、電話で

台風時などの肝心なときに、防災行政無線の内容が全く聞こえないという声が多くあります。その対策として新宮市で、

防災行政無線放送の内容を電話で伝えるサービスが始まります。

 

利用を申し込むと、台風時などに電話がかかってきて、

防災無線放送と同じ内容が電話口で再生されます。

 

利用対象者はメール配信サービスの利用が困難な65歳以上の方など。

(熊野川町域には個別受信機が配布されているため対象外。昨年の水害で使用できなくなった方にはまもなく再配布予定。)

申し込みは、6/1スタート。市役所防災対策課・三輪崎支所・高田支所にて。

 

親戚やお知り合いの高齢者の方で、防災無線が聞こえないとおっしゃっている方にはぜひお知らせしてあげてください!

 

※停電になったときには使えないので、あくまでも事前の対策です。

津波避難路整備へ補助

新宮市が、

津波に備えた避難路の設置や改修に対し、補助金を出します。

 

20万円までの整備は全額補助。

20万円を越える分の整備費は補助率7/10です。

つまり、100万円かかった場合、20万+80万×7/10=76万円 の補助がでます。

補助は最大146万円まで(事業費総額200万円のものまで)です。

 

補助対象は、市内の自主防災組織。

申し込み受付は明日6/1(金)スタートです。

0735-23-3333 防災対策課まで。

大規模災害とヘリコプター

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18日9:00~12:00、新宮市熊野川町篠尾にて、和歌山県防災航空隊との連携訓練が行われます。

訓練内容は、消防知音単独降下訓練・物資輸送訓練・救助救出訓練。

訓練は見学可能ということです。

 

篠尾は、昨年の台風12号の際も孤立した地域のひとつ。

新宮市でも、熊野川や高田といった山間部では、大規模な地震・洪水の際に道路は使えない可能性が非常に高くなります。

実際、昨年は救助・物資輸送にヘリが大活躍しました。

 

まもなく梅雨・台風の季節がやってきます。

こういったヘリの使用を想定とした訓練が、各地域で行われていけばと思います。