新宮市と、新宮市の第三セクターである「新宮港埠頭株式会社」(以下、埠頭)との土地売買契約を期間延長する議案を、3/10に議会が否決しました。
3/22が売買の期限でしたが、23日の議会最終日の最後まで、市側からの報告はありませんでした。そこで本会議の最後に、並河が緊急質問を提案し、全会一致で質問を行うことになりました。
緊急質問の中で、市と埠頭が契約に基いて協議を行い、
・契約通り、残額の約9億1000万円を全て支払ってもらう
・契約を、最大9回の分割払いから、最大20年の20回払いに変更
となったことが分かりました。
残念だったこととしては、
・現在の埠頭がなぜ9回では支払いを行うことができないのか(ナマズの新規事業が影響しているのかどうか)
・ナマズの新規事業を予定通り行うのかどうか
は未だに市は把握していませんでした。
新宮市と埠頭の契約という点については、契約は履行されることととなり、支払いの方法も決まったので、一旦落ち着いた状態です。
しかし、
議会から埠頭の財政状況や新規事業の計画などをしっかりと把握すべきだ指摘されたにも関わらず、未だに把握できていない(把握しようという意志がない)こと、
議会に対して市側からの主体的な説明がなかったこと(質問を行って初めて説明が行われた)
これらの状況は、市側の取り組み姿勢が全く変わっておらず、改善がないことを示しています。
なんとか市の姿勢を改善させる方策を探っていかなければならないと思っています。