月別アーカイブ: 2016年2月

3月議会がはじまります。

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明日3/1から、3月議会が始まります。

平成28年度に、新宮市がどうお金を使うか?ということが主な審議内容です。

予算としては、

・丹鶴小学校や市民会館の解体 (文化複合施設関連の予算)
・市庁舎建設と移転
・熊野川復興祈念公園と避難路設置の事業
・ひきこもり者社会参加支援センターへの補助金
などがあります。

詳しい日程はこちらになります→ http://www.city.shingu.lg.jp/div/gikai-1/pdf/nittei/2803.pdf

傍聴(議場や委員会の場に入って審議を聞くこと)も可能ですので、ぜひお越しください!
明日は午前10時から、福祉センターです。

来年度、市はどうお金を使う?

写真 (2)
2/26(金)9:00~ 議会の「全員協議会」が開かれます。
やることは、平成28年度の当初予算(28年度に市がどのようにお金をつかうか)の審査です。

議会の本会議が始まるのは、3/1(火)ですが、今年は当初予算の審議をさらに充実させるため、議長をはじめ議員の中で議論し、この全員協議会を実施することになりました。

本会議と同様、傍聴することができます。ご都合の良い方は、お越しください!
http://www.city.shingu.lg.jp/forms/info/info.aspx?info_id=38416

どうする。電源開発からの「協力金」

2/8に、市から議会に対して、議員説明会が開かれ、
電源開発株式会社から市へ「協力金」の支払いの申し出があったということで説明がありました。

なぜ、今「協力金」なのでしょうか?

 

熊野川流域に多くのダムを有する電源開発。
これらのダムは、
・利水目的の発電ダムであるため、台風で大雨が降る際に住民を守る「治水」だけを目的とした運用はできないこと (一定レベルでの治水目的の運用は今でも行われています)
・雨が降ったあとに濁った水(濁水)がダムにたまり、雨が止んでから何日も経った後も、長い間川に濁水が流れてしまうこと
などが長年の課題となっており、2011年9月の紀伊半島大水害からは特に注目されてきました。

新宮市も、電源開発に対して治水・濁水両方の側面から、対話・要望を重ねており、
治水目的の新たなダム放流ルールの設定や、濁水を防止する設備の付加が、これまでにも行われてきています。
そういった中、昨年には電源開発の水利権の更新の時期を迎え、国土交通省が和歌山県に対して意見聴取を行ったうえで(和歌山県は関係市町村に意見聴取を行っています)、6月には更新の申請を許可しました。

 

市の説明では、すでに水利権は更新されたあとであり、今回の「協力金」はそれとは無関係であるということです。

それでは、もしこの「協力金」を受け取るとすれば、それは何を意味するのか。
受け取ったお金を何に使うことが、地域にとって良いのか。

受け取ってしまえば、治水や濁水に対して、改善を求めていくことは難しくならないのか。
受け取らずに、より強い態度で治水・濁水対策を求めていくという道が良いのか。

 

行政と議会だけで決めてしまうのではなく、多くの方の意見を聞きたいと思います。
明日2/15も、この件についての議員説明会が開かれます。

文化複合施設、見直しへ

新宮市で計画されている、図書館と市民会館と”熊野学センター”が一体となった「文化複合施設」

2/3に開かれた教育民生委員会の中で、総事業費が大幅に増加することが見込まれるため、市長が計画の見直しを明言しました。

 

市は、基本設計検討委員会からの提言を受け取り、基本設計の完成直前というタイミングでした。しかし、現在とこれからの市の財政状況を考えれば、見直しを決断していただけて良かったと思います。

現在、議会の教育民生委員会でも、「どのように見直すべきか」という提案に向けて議論を行っています。

 

紀南新聞より新規ドキュメント 86_1

熊野新聞より
新規ドキュメント 86_2