この3月議会で、一番注目したいのは「文化複合施設」です。
これは、図書館とホールと“熊野学センター”をくっつけた施設のことで、40億円をかけると市は説明しています。
3年前(平成23年2月)に基本的な計画ができていましたが、紀伊半島大水害の影響で、計画は凍結。
この3月議会で、設計のための費用が議案になり、計画は再び動き始めます。
新宮市の明るい未来のために、多くの市民の方や大学の先生が委員となり、すでに何度も何度も会議が重ねられてきたという事実はあります。
しかし、40億円というのは、莫大なお金です。
借金や維持費が、若い人や子ども達にとって大きな負担になってしまう危険も持っています。
・何のためにつくるのか?
・3施設すべてつくらないといけないのか?
・市の財政は大丈夫なのか?
・十分につかってもらうことができる計画になっているか?
こういったことを、
改めてじっくりと話し合い、見直すべきところは勇気をだして見直さないといけないと考えています。
参考:文化複合施設 基本計画(上記リンクと同じです)