月別アーカイブ: 2013年10月

教訓の共有ー台風についての提案

前回の台風26号では、大規模な土砂災害が発生し、伊豆大島で多くの方が亡くなりました。

報道などでは、災害に対する町の危機管理の甘さが指摘されています。
2年前の紀伊半島大水害でも、多くの方が亡くなりました。
当時、新宮市でも、避難勧告や指示の遅れを含む危機管理の甘さが指摘されました。
その後、勧告や指示を出す基準をより明確化するなど、対策がとられています。
紀伊半島大水害の半年前には、 東日本大震災が起こっていました。
多くの人が、報道などで災害の恐ろしさやその教訓に触れていたにも関わらず、
「経験したことのないことで、まさか自分のところでこんな災害が起こるとは・・・」
という感想をもらしていたのではないでしょうか。行政もです。
僕自身、そういった部分をもってしまっていました。
これだけ、映像技術や情報伝達技術が発達しても、同じ失敗が繰り返されている気がします。
個人ならまだしも、住民の方の命を守るのが使命である行政が、「初めての経験」を言い訳にしていて良いとは思えません。
では、どうすれば良いのでしょうか。
ひとつ、提案したいことがあります。
「台風が来たとき、他の自治体職員の視察研修を受け入れる」
文字でも映像でも体験談でもなく、「実際に体験」してもらうのです。  
台風の場合、天気予報によっていつごろ来るのか、どのくらいの規模なのか、が分かります。
(地震や津波よりははるかに正確に)
そして、新宮市周辺は、台風の常襲地帯です。
一昨年は大水害、そして、昨年も、今年も、すでに避難勧告のでる台風が来ています。
台風が来る直前のタイミングから、他の自治体の防災対策の職員を視察に受け入れるのです。
視察研修に来る自治体の防災対策が手薄になってはいけませんが、各自治体1人くらいなら派遣することもできるのではないでしょうか。
実際に体験することは、他の何よりも、感じ・考えることができるはずです。
自分の自治体には何が足りていないのか、何が生かせるのか。
また、受け入れた自治体側も、学びはあるはずです。
現在、災害対策本部はどちらかというとクローズドですが、オープンにして良いのではとおもいます。オープンにすることにより、対応自体もさらに磨きがかかるでしょう。
一つの台風が来て、その時に、人的被害がでなければ万々歳だと思います。
でも、その台風を、次に日本や世界のどこかにくる大きな災害に対して生かすことができたら、
一つの台風が来た時に、未来の被害でさえ、抑えることができるのではないでしょうか。

台風情報をケータイ・PCでとる

選挙中ですが、台風が来ていますね。
今も雨が降り続いていて、2年前を思い出します。
大事なのは、
・安全な場所にいること
・情報伝達手段(ラジオ、ケータイの電池式充電器などがあると良い)  
・水
でしょうか。
災害にはならないことを祈りながら、でも災害が来るつもりで備えることが大事だと思います。
下記、台風のときに役立つケータイ・PCでとれる情報をいくつかあげます。 
【メール配信】
・防災行政無線放送のメール配信サービス (新宮市からの防災情報)への登録
bousai.shingu-t@ktaiwork.jp へ空メールを送信   
・防災わかやま メール配信サービス(和歌山県からの防災情報)への登録
regist@bousai.pref.wakayama.lg.jp   へ空メールを送信 
・紀南防災ネット (河川水位やダム放流量など配信) メール配信への登録
entry@kinannet.jp  へ空メールを送信
・紀南防災ネット   「河川水位やダム放流量を、今すぐに知りたい」
list@kinannet.jp へ空メールを送信  
【ページ閲覧】
・東牟婁振興局、和歌山地方気象台  発表情報
・東牟婁管内河川水位、ダム放流量
気象庁 6時間後までの降水予想

市長選立候補予定者の方、後援会の方に、伝えたい。

新宮市長選挙立候補予定者の、公開討論会に行ってきました。

候補者の全員が、正々堂々と、オープンな場に姿を現してくださり、本当に良かったと思います。
ありがとうございました。
ひとつ、候補者・後援会のみなさんに伝えたいことがあります。
上田さん、田岡さん、大西さん(着席順)すべての方が、
「子ども」「若者」という言葉を口にされました。
新宮市の将来を考えての言葉だったと思います。
ぼくは嬉しかったですが、同時に、何とも言えない気持ちになりました。
3人の方の中で、誰一人、「インターネット上にいない」のです。
普段から、そして、選挙目前の今においても、
ホームページもブログもメールアドレスも公開されていません。
Facebookもアクティブではありません。
子どもや、その親御さんや、若者のことを考えるなら、
そこに、メッセージを伝えようとするなら、
具体的な施策を打って行こうとするなら、
インターネットは必須です。
だって、みんな普段から使っているので。
買い物、ゲーム、調べる、しゃべる、仕事・・・何でも使います。
じゃあ、選挙の情報は、どこから得ようとするでしょうか?
候補者のみなさん、
「子ども」や「若者」を大切にしたいという想いが嘘でないなら、
言葉だけでなく、行動で表してください。
インターネット上にも、正々堂々と、姿を現してください。
今日の公開討論会やミニ集会に行けなかったけど、みなさんの考えを知りたい人が、たくさんいます。
どうかよろしくお願い致します。

【拡散希望!】新宮市長選、公開討論会と意見交換会!!

4年にたった1度の新宮市のトップを選ぶ選挙が、10月20日告示(=選挙戦スタート)、10月27日投開票で実施されます。
 
でもその前に!
<<立候補予定者の方と直接会うチャンス!>>
オープンな公開討論会と、意見交換会が行われるということです!
 
■市長選立候補予定者3名が出席される、公開討論会
※※明日10日(木)18:30開場 19:00開会※※  
f:id:ijustet:20131009015810j:plain
(紀南新聞、新聞広告より)
 
■各立候補予定者の方との、意見交換会(テーマは子育て)
※※今週末など?※※  
f:id:ijustet:20131009015827j:plain
 
ご都合のつく方はぜひ!!
 
・・・・これまで、
各立候補予定者の後援会に関わる方々以外は、ほとんど情報が得られない状態が続いてきたのではないかと思います。
◯どの立候補候補者もホームページがありません・・・。
◯各候補によるミニ集会は各地で行われていたようですが、それらはすべてクローズドなものでした・・・。
◯立候補予定者の紹介が、新聞記事となったことはありましたが、新聞は有料であり、すべての有権者の方が情報を得られるわけではありません。
 
 
新宮市は、小さな地域であり、アナログの口コミの力がとても大きいと思います。
だから、上記のような状態であっても、情報は広まります。
しかしそういった間接的な情報だけで、本当に市長を選んでいいのでしょうか?
立候補予定者本人から話を直接聞いたり、本人が出している文章をみる、ということが、とても大切なことではないでしょうか。
 
 
議員をしてみて、新宮市のような小さい自治体であればあるほど、市民の方の生活と役所の動きは直結してくると実感しています。
直前ではありますが、たくさんの方が、上記企画に参加されることを願います。
また、このブログ記事をご覧になった方は、ぜひご家族や知人の方にも教えていただければと思います。よろしくお願いします。

 

気になるお話会

市長選に立候補を予定されている方々が来られるお話会情報。
 
新宮市の一有権者として、どの方のお話も聞きに行ってみたいと思います。
 
各候補者のお話会(公開のもの)の予定もご存知の方がいましたら、教えてください!
 
 
※初めに記入していました上田さんのお話会については、公開情報ではなかったため削除させていただきました。
また、田岡さんのお話会についても、公開情報ではないようですので削除させていただきました。