新宮市の状況

和歌山県新宮市

新宮市は和歌山県の三重県寄り、紀伊半島の最南端からちょっとだけ東にある人口3万人強の市です。
65歳以上人口が30.5%(山間部では43.5%)となっており、過疎化・少子高齢化が急激に進む典型的な地方都市です。それだけでなく、政治、教育、経済、福祉、環境、災害、今の日本で起こっている様々な問題が凝縮されています。
2011年、東北では東日本大震災という大災害が起こりましたが、新宮市ではその半年後の9月、大型台風12号が襲来。大規模な洪水、土砂崩れが発生、13名もの死者と1名の行方不明者がでています。家屋被害も、全世帯数は15,000世帯強のうち、3000世帯に上りました。
災害からの復興の最中、廃校再生プロジェクトなど20代・30代のワカモノによる町づくりが始まろうとしています。

2012年 12月21日現在