作成者別アーカイブ: なみかわ てつじ

18歳・19歳の皆さん、ぜひ選挙へ!

参議院議員選挙の投票日7/10が迫ってきましたね!

今回の選挙から、18歳から投票できるようになりました。
http://www.soumu.go.jp/18senkyo/

これまで、20歳未満の人の意見を、「選挙」で反映させることはできませんでした。
それが、「18歳・19歳の人の意見も聞かせてほしい」というように変わりました。
政治は、今と将来に大きく影響をあたえるものです。
これから生きる時間が長い若い人ほど、今の政治の影響を受ける時間が長くなります。

ぜひ一票を投票箱に入れることで、18歳,19歳のあなたの意見を政治に反映させてほしい。

 

選挙を通じて、政治にかかわることは、自分の住む街や国を、自分が住みたいものに近づけていくことにつながります。

今回は、参議院議員選挙なので、国の政治です。

選挙に行っても大して変わらないよ、という人がときどきいます。
でも、そうではないと思います。

これまで長い間20歳からだった選挙権が、18歳からになったのも、国会議員の人たちが、変えようという決断をしたから。
変えようという決断をした国会議員の人たちは、選挙で選ばれた人たちです。

だから、今回投票することは、国の政治を変えることにつながっていくと思います。

 

では、選挙には行くことにして、
どうやって選ぶか?

自分自身の選挙のとき以外は、正直、いつも候補者や政党選びに迷います。

今回初めて投票しようとする方も、そうではないでしょうか?


誰に入れるか、どの政党に入れるか、考えるのを助けてくれるサイトがあるので紹介します。

指示にしたがってクリックしていくだけで、自分の考えと近い(と予想される)候補者や政党が分かります。

◯毎日新聞参院選 ボートマッチ えらぼーと2016
http://vote.mainichi.jp/24san/

◯投票マッチング(日本政治.com)
http://nihonseiji.com/votematches/1

◯Yahoo! Japan [政党との相性診断]
http://senkyo.yahoo.co.jp/match/party/

これだけで十分ではないかもしれませんが、参考になります。
ここからさらに、候補者や、政党が、「選挙にあたって何を言っているか」だけでなく、「これまでどういった主張をしてきて、何を行ってきたか」も比べてみることができると良いなと思います。

10代やワカモノのみなさんが同世代に向けて情報を発信しているツイッターアカウントもあります。ぜひチェックしてみてください!

<若者と政治をつなぐ Youth Create>
https://twitter.com/YouthCreate_PR

<票育 僕らの一歩が日本を変える>
https://twitter.com/boku1_JP

<笑える!政治教育ショー たかまつなな>
https://twitter.com/nanatakamatsu

<朝日新聞✕18歳19歳>
https://twitter.com/asahi1819
和歌山県の候補者はこちら⇨http://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/010600/wsenkan/28-san.html

10日に予定がある人も、期日前投票ができます。
ぜひ投票へ!

出土品や遺構の写真(新宮城下町遺跡発掘調査)

発掘調査の現状報告資料をアップします。
※記載されている出土品や遺構についての説明は、あくまでも「想定される」ものということです。

5/13には議会の教育民生委員会が開かれ、発掘調査と文化複合施設について議論されました。

市としては、重要な部分については現状保存(公開する形で保存)や現地保存(埋め戻して保存)ができないか検討していますが、最終的には、計画どおり「文化複合施設(ホールと図書館の複合施設)の建設を優先する」とはっきりとした方針を示しています。
現状保存、現地保存、移設保存が難しい場合は、記録保存(建物の建設による遺跡の破壊もやむなし)になるということです。

資料を見たご意見をいただき、参考にしたいと考えています。

遺跡発掘は文化複合施設にどう影響?

 

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地元紙等でも大きく取り上げられていますが、文化複合施設の建設予定地で、新宮城下町遺跡の発掘調査が行われています。
昨日は、調査の現状と、今後の予定について議員説明会が開かれました。
こちらは、議員説明会で配布された資料です。

江戸時代初期と推定される侍屋敷を区画する石垣、
鎌倉時代と推定される大型の柱穴、
また、今後さらに調査がされることになっていますが、縄文土器なども見つかっています。

現在は、「記録保存」目的の発掘調査をしているところです。つまり、遺跡の記録を作成し保存。調査後、遺構を撤去し工事施工をおこないます。

しかし、重要遺構との評価により、県教育委員会から、記録保存ではない保存措置も検討するように指導を受けています。

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市は、この場所に文化複合施設を建設するという方向は変えず、設計者と「現地保存」などの方法がとれないか協議中とのことです。

発掘調査はまだ途中の段階で、今後どういったものが出てくるかという部分もありますが、「何を優先すべきか」をしっかり考えなければなりません。

5/13(金)10:00~ は、この説明会も踏まえ、教育民生委員会が開催されます。

 

市長・議員などのボーナスが増額・・・

今の新宮市において、あってはならないことが起こりました。

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地元新聞でも大きく報道されていますが、この3月議会で、
市長、副市長、教育長、そして市議会議員の期末手当(ボーナス)を増額する議案が、可決されたのです。

これは、国の平成27年度人事院勧告をうけて、市町村の職員の給料が変動することに合わせ、
市長・副市長・教育長・市議会議員(以下、特別職)の期末手当も改定しようとしたためです。

しかし、特別職の給与や報酬については、人事院勧告に従わなければならないという法的な根拠はありません
市長に
「市の財政状況が悪く、大規模事業の見直しも市長自らが行うなかで、なぜ増額するというようなことになるのか。慣例ということか」
と訊いた際には、

市長:「慣例に基づいての増額。慣例を順守する」

との答えでした。
並河は、減額することはあっても増額はありえないと考え、反対しました。

現在の新宮市の財政状況は決して良くありません(ここでは詳述しません)。
来年度以降、幼稚園の保育料も、段階的に値上げをしていく検討をしています。
また、市が特進プロジェクトと位置づけている「文化複合施設」(市民会館、図書館、熊野学センター3つの複合施設)の大幅な縮小も、先月市長が明言し、議論している真っ最中です。

新宮市の意思決定を行う市長や議会が、
市民に対して負担をお願いし/事業も見直しているにも関わらず、自分たちのボーナスを上げる。
こんなことがあって良いはずがありません。

しかし、市長はこのボーナスを上げる議案を議会に対して提出し、
議会は9:8でこの議案を可決してしまいました。
市長や議会のリコール(市長の解職、議会の解散の請求)が起こっても、全くおかしくない状況です。

今の新宮市は、今回のような事態が起こってしまう体制です。それが動かしようのない事実です。
そして、この体制の中で、さまざまな事業が計画され、審議され、可決されていきます。
本当に、必要とされている事業だけにお金が使われているでしょうか? 無駄はないのでしょうか? 議会は、何もかも十分に審議でき、間違いのない決定をできているでしょうか?
ボーナスについてはもちろん、それ以外にも、市の動き/議会の動きに、できるだけ多くの方に関心を持っていただき、意見を伝えていただきたいと思います。

自分自身も、現状を少しでも変えていけるように行動していきます。

議員から、市への質問。

議会では、来週の8(火)、9(水)、10(木)、一般質問です。

各議員が、市長をはじめとする行政に、質問や提案をなげかけます。

3月議会は12議員。→各議員の質問内容と順序
並河は、9番目になりましたので10日(木)になりそうです。

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場所は福祉センターで、見学も可能です。

どの日も10時からです!(12〜13時は、だいたいお昼休みです)

ご都合つきます方は、ぜひお越しください!

3月議会がはじまります。

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明日3/1から、3月議会が始まります。

平成28年度に、新宮市がどうお金を使うか?ということが主な審議内容です。

予算としては、

・丹鶴小学校や市民会館の解体 (文化複合施設関連の予算)
・市庁舎建設と移転
・熊野川復興祈念公園と避難路設置の事業
・ひきこもり者社会参加支援センターへの補助金
などがあります。

詳しい日程はこちらになります→ http://www.city.shingu.lg.jp/div/gikai-1/pdf/nittei/2803.pdf

傍聴(議場や委員会の場に入って審議を聞くこと)も可能ですので、ぜひお越しください!
明日は午前10時から、福祉センターです。

来年度、市はどうお金を使う?

写真 (2)
2/26(金)9:00~ 議会の「全員協議会」が開かれます。
やることは、平成28年度の当初予算(28年度に市がどのようにお金をつかうか)の審査です。

議会の本会議が始まるのは、3/1(火)ですが、今年は当初予算の審議をさらに充実させるため、議長をはじめ議員の中で議論し、この全員協議会を実施することになりました。

本会議と同様、傍聴することができます。ご都合の良い方は、お越しください!
http://www.city.shingu.lg.jp/forms/info/info.aspx?info_id=38416

どうする。電源開発からの「協力金」

2/8に、市から議会に対して、議員説明会が開かれ、
電源開発株式会社から市へ「協力金」の支払いの申し出があったということで説明がありました。

なぜ、今「協力金」なのでしょうか?

 

熊野川流域に多くのダムを有する電源開発。
これらのダムは、
・利水目的の発電ダムであるため、台風で大雨が降る際に住民を守る「治水」だけを目的とした運用はできないこと (一定レベルでの治水目的の運用は今でも行われています)
・雨が降ったあとに濁った水(濁水)がダムにたまり、雨が止んでから何日も経った後も、長い間川に濁水が流れてしまうこと
などが長年の課題となっており、2011年9月の紀伊半島大水害からは特に注目されてきました。

新宮市も、電源開発に対して治水・濁水両方の側面から、対話・要望を重ねており、
治水目的の新たなダム放流ルールの設定や、濁水を防止する設備の付加が、これまでにも行われてきています。
そういった中、昨年には電源開発の水利権の更新の時期を迎え、国土交通省が和歌山県に対して意見聴取を行ったうえで(和歌山県は関係市町村に意見聴取を行っています)、6月には更新の申請を許可しました。

 

市の説明では、すでに水利権は更新されたあとであり、今回の「協力金」はそれとは無関係であるということです。

それでは、もしこの「協力金」を受け取るとすれば、それは何を意味するのか。
受け取ったお金を何に使うことが、地域にとって良いのか。

受け取ってしまえば、治水や濁水に対して、改善を求めていくことは難しくならないのか。
受け取らずに、より強い態度で治水・濁水対策を求めていくという道が良いのか。

 

行政と議会だけで決めてしまうのではなく、多くの方の意見を聞きたいと思います。
明日2/15も、この件についての議員説明会が開かれます。