地元紙等でも大きく取り上げられていますが、文化複合施設の建設予定地で、新宮城下町遺跡の発掘調査が行われています。
昨日は、調査の現状と、今後の予定について議員説明会が開かれました。
こちらは、議員説明会で配布された資料です。
江戸時代初期と推定される侍屋敷を区画する石垣、
鎌倉時代と推定される大型の柱穴、
また、今後さらに調査がされることになっていますが、縄文土器なども見つかっています。
現在は、「記録保存」目的の発掘調査をしているところです。つまり、遺跡の記録を作成し保存。調査後、遺構を撤去し工事施工をおこないます。
しかし、重要遺構との評価により、県教育委員会から、記録保存ではない保存措置も検討するように指導を受けています。
市は、この場所に文化複合施設を建設するという方向は変えず、設計者と「現地保存」などの方法がとれないか協議中とのことです。
発掘調査はまだ途中の段階で、今後どういったものが出てくるかという部分もありますが、「何を優先すべきか」をしっかり考えなければなりません。
5/13(金)10:00~ は、この説明会も踏まえ、教育民生委員会が開催されます。