現在の市役所の建物では耐震性が足りないことから、建て替え計画が進んでいます。
しかし、全国的な資材や人件費の高騰により、建設事業費が上がり続けています。
現在は37億1800万円となり、当初の28億5600万円から、8億6200万円増えています。
問題は、新宮市の持つお金が無限ではないことです。市も、「基金が不足してしまう状況が見えており、収入の確保や歳出の見直しをいっそうはかり、健全な財政運営をしていかなければならない」としています。
しかし、今回の増額では設計は変更せず、将来使う予定だった基金(=市の貯金)を先に使うことで対応しようとしています。
では、基金を先に使ってしまう分、後でどうするのか?
ということは市からハッキリした説明はありません。
ぼくは、
・今使っている仮庁舎を長期利用する
・今は使っていない他の市が所有する建物や、民間の建物に間借りする
といったことをすれば、思い切って新庁舎のサイズを小さくすることができると考えています。
2/3は、増額が決定されるのか否か、注目の議会です。
場所は午前10時から、福祉センターになります。ぜひお越しください!