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12月議会、一般質問内容

今回は、新宮市土地開発公社の解散と新宮市の財政ということで一般質問を行いました。
 
地元紙より転載します。
 
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[熊野新聞]
 
 公社解散、借金責任は

 並河議員は、土地開発公社の解散で41億円の借金が残り、市民生活に影響を与えるとし、行政と議会は「責任をきっちりと見える形で示すべき」と訴えた。市長は給与減額などを考えてないとし、「まずは現状をしっかりと受け止め、今後のことを考えていかねばならない。41億円の借金というが、10万平米の土地が財産として残る。有効に使えば41億円以上の価値になる」と答弁した。
 41億円を人口で割ると一人当たりの負担は12万9000円。副市長は「単純計算ではそうなるが、予算編成で経費を削減し、財源を確保するので、そのまま市民が負担するわけではない」。市長は「市民に極力、負担がなく、やっていく自信はある」と述べた。
 内部評価は甘くなると、外部で組織する委員会を設置して、今回の件をしっかり評価することを提案。当局は設置する考えがないとし、市長は「これからのことを一生懸命考える」と述べた。
 同議員は「現時点で評価をしないと、いつまでも評価できない。現時点で反省しないと次に生きてこない。委員会を設置して、見たくない部分もしっかりと評価すべき」と訴えた。

 
 
 

明日11日から、議会の一般質問です。

明日午前10時からの一般質問、登壇議員は今回は7人です。

質問議員&質問項目一覧↓

http://www.city.shingu.lg.jp/div/gikai-1/pdf/2412ippannsitumon.pdf

 

ぼくは前回に続き、最初に質問することになりました。

 

1.土地開発公社の解散と新宮市の財政について

 ①新宮港第二期整備事業をどう評価するか

 ②市が肩代わりする借金41億円の返済方法は

 ③財政シミュレーションを踏まえて財政運営をどうするか

 ④文化複合施設事業はどうするか

 

について聞いていく予定です。

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般質問は、12月11日(火)~13日(木)に予定しています。市役所4階からどなたでも傍聴できます。質問の順番は決まっていますが、特定の議員の質問がいつから始まるのか等については、実際に会議が進行しなければ判断できませんので、進捗状況等については、議会事務局までお問い合わせください。 (だいたい、1日3,4人質問します。12~13時の間は昼休憩のことが多いです。)

12月議会スタート。

開催予定は、明日4日~21日までです。

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今議会の主な議題は、市の第三セクターである土地開発公社の解散。

土地開発公社が新宮港第二期工業用地を造成したときの借金を、市が肩代わりします。

その額、41億円。

計画していたときの価格で土地が売れなかったことが主な原因です。

 

解散しないままだと、利息だけで年間9000万ほど払わなくてはいけないので、解散はやむを得ないと思います。

 

しかし、この41億円の借金をこれから20年かけて払っていくことになります。

市のお金です。

なぜ、こうなってしまったのでしょうか?